2015年11月01日

誰かに人を罵るのは、自分への褒め言葉の催促である

人褒め


※[ ]内の漢字を読みなさい。

競争の目的は勝利であり、そのためには

他の誰よりも実力を蓄えなければならぬ



しかし規則(ルール)のない一般社会

では明確な判定を求めえない。能力を数

値で顕証してもらえないから、証明され

がてない自惚れ(うぬぼれ)頭をもたげ

る。

自分をおもいこみだけ優位におくため、

仲間のひとりひとりをさまざまに罵り(

ののしり)、ひとりみずからを高みにおい

て卑しい快(かい)をむさぼる。もし同僚

の誰かが本当に無能(すかたん)であるな

ら、自分が競争相手よりいちだん上である

のを喜びとし、黙って満足しておればよい

のに、それを口汚く卑しめ貶め蔑む(さげ

すむ)のはなぜか。そのかくされている動

機はただひとつ、私を褒めてくれ持あげて

くれと叫んでいるだけのことなのだ。

世に人を罵って(ののしって)当り散らす

[悪口雑言]型があまりに多いのは、自分が

期待している頌辞(しょうじ)を誰からも

与えられない不平不満に基づく。




人は誰でも自分を褒めてもらいたい。しか

し自分が人を褒めるのは嫌なのだ。その間

の行き違いから至る所で無意味な[諍い]が

生じる。人の世をまるくおさめる方法はた

だひとつ、誰もが褒め上手になろうとする

修練である。

諸人(もろびと)に立てられ押しあげられ

る人は、必ずきまって人を褒める勘所を心

得た訳知りである。

人に嫌われ不遇におちいる扱いにくい型(

タイプ)は、決して人を褒めない不平屋であ

る。

そして誰をも褒めようとせぬ難儀な口尖らし

屋は、人の長所が目に入らぬ遅純型である。

ゆえに誰からも何かを学びとる機会がない。

洞穴にこもっているようなものだから進歩し

ない。

或る人物に発育の可能性があるか否かを試す

には、その人が何をどう褒めるかに耳を傾け

ればよいのである。


     矢沢 永一  人生論集より引用


矢沢先生の指摘には、毎回ドキッとさせられますね。

「もし同僚

の誰かが本当に無能(すかたん)であるな

ら、自分が競争相手よりいちだん上である

のを喜びとし、黙って満足しておればよい

のに、それを口汚く卑しめ貶め蔑む(さげ

すむ)のはなぜか。そのかくされている動

機はただひとつ、私を褒めてくれ持あげて

くれと叫んでいるだけのことなのだ。」



ということは、

「あいつはいつも始業時間ぎりぎりに来る。

少しは早めにきて、仕事の準備でもしたら

どうだ!?」

と言ってる私は、

(君は毎日早く出勤してきて、仕事の段取り

をつけて、えらいね!!)

と言ってもらいたい、と。

まったく、その通りだったりして(汗)


[ ]内の漢字の読みの答え合わせ

矢沢永一とは? 

矢沢永一 人生論集の名言
【自分に可愛気が欲しいのなら、○○を極めよ!】
posted by べーそ at 17:46| Comment(0) | 誰にも教えたくない心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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